楽しい書道など和の心を綴った、多趣味な雫の日記です。
 
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日本人の心・サンタクロース考
サンタクロース
フィンランドのサンタクロース村のサンタのオフィス
北極圏(北緯66度33分以北)の線上にあります


先日あるブログで「サンタさんはいると思いますか」を読みました。
内容は「中学1年の男子生徒からの問いに、
今のサンタクロースのもととなった人物は実際にいたかもしれないね」
と答えはしたものの、小さい子を「だまして」いて,それに対して
微塵も罪悪感を持たないような例がほかにあるだろうかと」
そして「サンタを通して気持ちを形に換えて贈る意味」
に帰結する内容でした。

物を作る、売る、選ぶ、贈る、と、1つの物に対して、
気持ちというものがどれだけ付加されるかは別の問題として、
今回は、サンタクロースの存在について考えてみました。

キリスト教の伝来から約500年、
仏教の伝来から約1500年。
それ以前からは、「やおよろずの神様」がありました。

日本人そのものも原住の縄文人が渡来人に追われ、
今その末裔は北海道と沖縄に命脈をつないでいるだけとか、
元々、海を渡って来たポリネシア系人(海人)と、
大陸から来た人、北方から来た人、などの混血とか、
素人の私にとって、面白い話がたくさんあります。

私達は色々な意味で雑多なものを受け入れてきたのだと思います。
ただ云える事は、ユーラシア大陸の東のはずれの類まれな風土が、
雨と風、明確な四季、緑を滴らせる肥沃な黒い土が、
日本人を日本人として創ってきたのだと思うのです。

石や木にも御神体として御霊が宿ります。
川や滝、湖や沼、海にも山にも霊が宿ります。
家の中、トイレや台所にも、はてはマイカーにも、
お供えをしてしめ飾りをやり、おはらいをします。
私達はいまだに、そこかしこに神様をみています。

クリスチャンではない者のクリスマスは、
形態としてのクリスマスツリーやリースも、
神の依代(よりしろ)的な思考回路に一致します。
神様が降りていらっしゃる場所は必要ですからね。
まして御神木の観念がある私達には、
もみの木は文句無く了解できます。

商魂にのせられながらも、私達はサンタクロースを受け入れました。
私達の「やおよろずの神」を受け入れているスタンスと違和感が無く、
善なるものとしての位置を得たのかも知れないと思いました。

この「受け入れる」土壌に育まれ、
目に見えるものだけが有るわけではないと、
遠い昔から知っていた私達日本人です。
サンタクロースもこの日本人のサンタクロースとして、
確かに存在するのだと思いました。


サンタクロースは居るのかを、存在のみに焦点を当て、
「日本人の心」という側面から、考えてみました。
多少、こじ付けがましい所もあるかも知れませんが、
皆さんは、どのように感じられたでしょうか。


 
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    【2006.12.10 Sunday 12:07】 author : 谷川 雫
    | 美・心 | comments(21) | trackbacks(0) | |ログピに投稿する
    この記事に関するコメント
    まったくその通りだと思います。
    多神教には一神教すら受け容れる余地があるけれど、
    一神教にはその余地がない。すべてとは言わないまでも
    二元論で対立を生み、他を認めようとしない。
    ある意味、もはや西欧的合理精神は限界に来ていると
    思います。大きな時代の流れからいったら、多分今世紀は
    歴史的な転換期にあるのかもしれませんね。
    その時代をリードする精神は西欧的なものではないでしょう。
    いままで世界には理解されなかった日本的精神がやがて
    光を放ち、世界を救うことになるかもしれません。
    それを願っています。
    | THE WHO | 2006/12/10 2:04 PM |
    少し前から、コンビニを中心に恵方巻がブームになっているでしょう。あの時に、日本人は季節感+御利益が好きなんじゃないかなぁと思ったのです。

    初詣、バレンタイン、ひな祭り、鯉のぼり、ハロウィン、クリスマスなど、すべて同じノリで楽しんでいるのではないでしょうか。多少商売がらみの気はありますが(笑)、楽しいですよね。
    | 瑞閏 | 2006/12/10 3:20 PM |
    中国は漢字一種類、韓国はハングルと漢字の2種類、日本は
    漢字、ひらがな、カタカナの3種類の文字を使いこなす
    混成民族ですからねー。複雑怪奇で面白いと思います。
    2元的要素を「対立」と見るのが西洋、「相互補完」と見る
    のが東洋・・・なんですが、西洋の東洋化、東洋の西洋化
    が進行しているので、事態は結構ややこしいです(^^;)
    | 亀松 | 2006/12/10 3:52 PM |
    >THE WHO さん、ようこそ♪

    日本的な柔らかさは、軽佻浮薄な面を加味しても、
    やはり対立構造にならない懐の深さがあります。
    「あいまいさ」の良さかもしれませんね。
    コメントありがとうございました☆

    | 谷川 雫 | 2006/12/10 9:06 PM |
    >瑞閨さん、ようこそ♪

    なるほど、ご利益ですか!あはっ!

    商売の方が「それ」を輸入してきても、
    それを知ってなお、汽車に乗るのは、
    きっとお祭り好きなのでしょうね。
    コメントありがとうございました☆

    | 谷川 雫 | 2006/12/10 9:07 PM |
    >亀松さん、ようこそ♪

    ややこしく考えてみました。o(*^ー^*)oあはっ♪
    そうですね、面白いです。
    あとローマ字と和製英語もありますね。

    「対立」と「相互補完」が観念として歩み寄れれば、
    西洋と東洋の中庸化ということでしょうか。
    だいぶ難しいことになりました(^^ゞ
    コメントありがとうございました☆

    | 谷川 雫 | 2006/12/10 9:09 PM |
    ボクはここの静かな空気が好きなんです。
    思考を昇華するというか・・・
    瞑想とは思考を超えたところに何がしかの真実を
    垣間見る。だから、あまりコメはしませんが、
    ただ、たまに閑居として佇ませてくださいね。
    ボクはそれで十分です。
    | THE WHO | 2006/12/10 9:49 PM |
    >THE WHO さん。

    佇んで下さるとは、、ありがとうございます。

    私自身は遊び心が満載ですが、
    お越し頂ける皆様に教えて頂いております。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします・・☆彡

     
    | 谷川 雫 | 2006/12/10 10:02 PM |

     雫さんこんばんは☆(*^v^*)

     このとっても興味深い素敵なお話しに関して、
     私が何か発言できる程の、
     言葉も知識も持っていないのがとても悔やまれます。。><
     
     こういうお話本当に大好きです!!

     自分が日常感じたことに思考を巡らせて、
     それを色んな人と対話しながら、発展させて行く時間は、
     物凄く有意義ですよね〜。
     内容のあるコミュニケーション。実りのある時間。
     

     雫さんと、他の人とも、こういうお話が早くできるように、
     もっともっと自分を言葉を磨かなくちゃ!!=33><
     と思いました。笑。

     サンタさんのお話に参加せず、
     こんな個人的な実感を書いてしまってすみません(^^);;
    | しょうこ | 2006/12/10 10:55 PM |
    「大風呂敷を敷くという」言葉が好きです。

    それも、できるだけ、大きな風呂敷概念を持てるかが、その人の力量と感じます。

    個人風呂敷→日本人風呂敷→民族風呂敷→東洋人風呂敷→地球人風呂敷→宇宙人風呂敷→大宇宙(宗教)風呂敷→エネルギー風呂敷→素粒子風呂敷→・・・

    そして、赤い服を着て、御髭をつけてトナカイに乗り、その風呂敷をしょい、幸せのプレゼントを運べば、りっぱなそれぞれの、″サンタクロース″かもしれませんね^^
    大きい風呂敷のほうが沢山運べるし、どうでしょうかねえ。
    | おせんべい | 2006/12/11 12:31 AM |
    こんばんは、

    今回もまた、面白そうな話で!!!

    特に馴染み深いサンタの話、みんなすごくいろんな感じ方をしてるのにびっくりです。。

    難しいことはわかりませんが、サンタの存在って
    一見宗教が絡めば、ここまで日本で広がることのない話にも
    思えますが、雫さんの言う「やおろずの神さま」という考えであれば、たとえば子供にプレゼントを渡す、子供に夢を与える
    そんな神様もいるようで、それはごく自然に日本人にとって抵抗のない存在な気もします。。。

    ただ、こんな現代ですから、ただ夢を与える存在だけではなく
    現実的なものも付加されてしまうから・・・・・
    すべては、自分自身の取り方一つなのかな〜って。。
    でも、それを卑しい方向で教えるのではなく、
    子供の可能性を広げてあげることとして教えてあげるのは、
    大人と呼ばれる人達であるし。。

    なんかよく分からないことばかり
    書いてしまいましたが、個人的には
    サンタはいて欲しい!!!!いてくれなければ困る派です。
    | jじろ | 2006/12/11 1:55 AM |
    >しょうこさん、ようこそ♪

    興味を持っていただけて、嬉しいです。
    こうして参加して頂けるのがネットの醍醐味かと。
    まして、それにまつわる実感を書いてくださる、
    そのことが、この場に光を投げかけて下さいます♪
    しょうこさんを何時でもお待ちしています^^
    コメントありがとうございました☆

    | 谷川 雫 | 2006/12/11 1:45 PM |
    >おせんべいさん、ようこそ♪

    なるほど!
    大風呂敷ですか。。深いですね。
    今回私は日本人風呂敷で考えてみたのですね。
    思考の範疇を広げる事は大切だなと思いました。

    それぞれのサンタクロース。
    そうですね。
    プレゼントを貰う事ばかりに腐心せずに、
    配ることが大切だなと思いました。
    コメントありがとうございました☆

    | 谷川 雫 | 2006/12/11 1:46 PM |
    >じろさん、ようこそ♪

    宗教に絡まないからこそ広がったと、
    その発想が、日本人的で面白いですよね。
    プレゼントにしてもその品に何がこもっているのか、
    それを感じ取れる子供・大人になりたいと思いました。

    あははっ。。いて欲しいですよね!
    コメントありがとうございました☆

    | 谷川 雫 | 2006/12/11 1:47 PM |
    子供も頃から、近所にとっても仲の良い友達が4人いました。その内のひとりの子の家が、お寺さんでした。

    私達4人は、広いし、天井も高い、このお寺で、
    毎日、毎日遊んでいました。
    ドッチボールに鉄棒、卓球にスゴロクに
    囲碁で7ならべ・・・
    今からウン十年前のお話です。

    私達は、誕生日だったら、そこで誕生会をし・・

    なんと

    なんと、クリスマスパーティまで
    お寺でしていました。

    友達の父は住職で、しかもPTA会長です。

    なんて、寛大な
    なんて、心の大きな人でしょう・・・

    そう思ったのは成人してからですが・・・・


    ★★日本のクリスマスでしたぁ★★
    | keiko | 2006/12/11 10:55 PM |
    初めてコメントさせていただきます。

    サンタ、日本、サンタ、日本、サンタ…と考えていたらサンタさんが水戸黄門(昔の)になってしまいました。

    内容がかぶるかもしれませんが、日本人が無宗教で居られるのはある意味どんな宗教の神様(或いは仏様)も神様として受け入れられるからかもしれないな、と思います。「おまえんとこの宗教なんかみとめねえ!」みたいなこと、日本ではないですよね?
    あとやっぱり新しいこと、楽しいことを取り入れるのが上手だったんだなとおもいます。

    拙い文章ですみません。
    | | 2006/12/11 10:55 PM |
    すいません、上のは私です(あいか)
    | あいか | 2006/12/11 10:56 PM |
    >keiko さん、ようこそ♪

    留守をして遅くなり、すみませんでした。

    人の暮らし、人の優しさの形が見えてきて、
    郷愁が胸をゆすりました。
    日本人の心の原点のような、とてもいいお話ですね。
    おせんべいさんが「大きな風呂敷」と仰っていた、
    その風呂敷の中で育まれていたのかもと思いました。

    すてきなコメント、ありがとうございました☆

    | 谷川 雫 | 2006/12/15 9:43 AM |
    >あいかさん、初めまして♪

    ようこそ♪せっかくの初コメントを頂きましたのに、
    留守をして遅くなり、すみませんでした。

    あははっ!水戸黄門!なーーるほど!!
    でも、あながち、、違うとは言えませんね(o^∇^o)

    枠組みをつくって、きっちりとさせることを良しとしない、
    良いにつけ悪いにつけ、そういうところがありますね。
    2000年以上前から新しいものが好きで、舶来ものが好きで、
    それを「日本的」にアレンジしていますものね。

    「これが日本だ!」などと声高にさけぶよりも、
    「楽しい事、美しいもの、皆いらっしゃい」的な、
    ゆるやかさが、いいのかなと思いました。
    コメントありがとうございました☆

    | 谷川 雫 | 2006/12/15 9:44 AM |
    こんばんは、雫さん。サンタクロースはいるのかいないのか。話は尽きないね。(^o^)

    話は変わるかもしれませんが、最近友達の日記にあった「もしクリスマスが人だったら?」という言葉がとても心に響きました。なるほど、毎年一度一日しかこないクリスマスさん。だからクリスチャンでもないのにささやかな祝福を侘び、来る別れを寂びて電飾が彩る特別なその瞬間を素敵に思うのか。

    眼に見えないものほど美しく感じて止みません。
    和心の良さですね。日本に生まれてよかった。(^^ゞ
    | 満天の星空 | 2006/12/15 7:54 PM |
    >満天の星空さん、ようこそ♪

    いろいろと考える方がいらっしゃいますね!
    決まりごとに囚われない想像は、
    感性のままに遊べて、楽しいですね。
    美しさを大切に出来る心は、
    気持ちを和ませて下さるなと思いました。
    コメントありがとうございました☆

    | 谷川 雫 | 2006/12/15 9:52 PM |
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